
(ブログの字数制限の関係で3つに分けてあります。No227-1から見てください。)
『どうか、福島から学び、同じ過ちを繰り返さぬよう、私達が出来ることの限りを尽くしたいと思います。
皆さまと繋がって力を蓄えたい。私たち避難者にもできる事はあります。
避難者で立ち上げた「つながろう!放射能から避難したママネット@東京」は、福島の子どもを守るため、避難した子どもを守るため、ささやかではありますが、目に見える活動を進めています。
皆さま、どうぞ一緒につながって下さい。
今日はありがとうございました。』
●タレント 藤波心(ふじなみこころ)さん(15歳)
『みなさんこんにちは、藤波心です。
東日本大震災、あともう少しで1がたちます。3.11以降、私の価値観は大きく変わりました。
人類の歴史に残るような大きな事故なのに、たいしたことが無い様に見せる国の姿勢や、報道。
検査も少ししかしていないのに、経済を守るために緩すぎる基準。
「食べて応援しよう」なんていう、人の命の重さを無視した、無責任な国を挙げてのキャンペーン。
私は、これはすごく怖い事だと思います。
日本って、こんな国だったんだと、残念な気持ちになりました。
今、日本は歴史上大変な時期に面していると私は思います。この狭い国土に、この地震が多い国土に気が付いたら原発を54基も建ててしまっていた。これは繁栄の象徴でもなく、ただの時限爆弾です。(拍手)
もし、またどこかで大地震が起きて別の原発が爆発するようなことがあったら、今度こそ日本は終わりだと思います。いつ爆発するか分からない爆弾と一緒に生活するなんて私は絶対にいやです。(拍手)
美しい山や川、海、歴史ある町、美味しい山の幸や海の幸、もう私たちの国土に第2の福島を作っては絶対にいけません。(拍手)
私たちは所詮ちっぽけな生き物です。どうやったって地球の自然には勝てません。科学が発達したからといって人類が何でもコントロールできると思ったら大間違いです。(拍手)
自然の中に生きる私たちは、絶対に自然を超えることはできません。こんな地震の多い国に原発を作りまくるというのも。自然をバカにした人類の驕りだと思います。(拍手)
私たちは原発によって支えられていたのではなく、何も知らない私たちが原発を支えていたのだと思います。(拍手)
よく経済がダメになるから原発は必要だという人がいます。でも、今の日本は原発があるから経済がダメになっているように私には思えます。(拍手)
今こそ本当の幸せとは何か、豊かさとは何か、考え直す時が来ているんだと思います。いつも最後にしわ寄せが来るのは、一般市民や弱い人、子供たちです。皆さん一人ひとりの力は大きな力に変わります。子供たちの明るい未来を、そして日本の未来を守ってください。よろしくお願いします。(拍手)
最後に今日は「ふるさと」を歌って終わりたいと思います。
<心さんの美しい「ふるさと」の歌が会場に響きわたります。>』
主催者発表によると約12,000人が参加。参加者は集会後、新宿中央公園コース(労働組合中心)と明治公園コース(市民団体中心)に分かれてデモ(パレード)を行った。
以下、集会に参加した明大生田の「しまうた」さんから報告である。
『集会の発言では大江健三郎がそうとう決意を込めているようですね。純文学のように話が長い、長い。
わが明大のレモンちゃんこと落合恵子は、短くあっさりしていた。藤波心くんは、日に日に演説がうまくなっている。アカペラの「ふるさと」、音程がしっかりしていて、清々しい。
ちなみに、わが三大学は解散場所の明治公園で、インターナショナル。
知らない人は肩を組んで歌う姿が興味深いのか、写真をパチパチ。
私たちは三大学共闘の隊列は全体で30名ほどでしょうか。大学としては中央大学、専修大学、青山学院等も参加されました。
それにしても「明大全共闘」の旗はインパクトがありました。
写真をとらせてくれ、私も昔全共闘だった、まだあるのか?、など注目されました。
また、この旗の隊列を見て、東京の沖縄支援の中心団体である一坪反戦地主会、辺野古への移設を許さない会、旧沖縄青年同盟の人なども私たちの隊列の後ろに入ってきました。
当時、東京在住の沖縄青年たちも全共闘運動の中で一緒に闘っていたのですね。
「全共闘世代の学友は、日大・芝工大・明大の隊列に!」という横断幕を作れば、きっと個々人の思いをもった全共闘世代が集まるかも。』
【お知らせ】
3学共闘を中心としたメンバーは、3月11日(日)に福島県郡山市の開成山野球場で開催される「原発いらない3.11福島県民大集会」に参加する予定です。
当日参加の他、前日に福島県内に宿泊し、飯舘ふぁーむ 伊藤延由さんの話を聞いてから翌日の集会に参加するバス・ツアーも企画されています。参加希望の方は「明大全共闘」ホームページのコメント欄に書き込んでください。詳しい案内を送ります。
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