
(No235-1の続きです。)
けれども、これだけは言いたい。
すべての原発のすみやかな停止を! 再稼働をぜったいに許さない!
原水爆禁止署名運動発祥の地、杉並区からわたしたちは新たに声をあげます。
若い衆も大先輩も、商店主もサラリーマンも母ちゃんも父ちゃんも、素人の乱やTwitterデモや西荻ゆるデモの参加者も、いろんな政党もいっしょくた。
われら杉並の「有象無象」、原発のない社会をめざし、しぶとく、しつこく、むやみやたらと手を結んで、訴えつづけていきます!』
集会での発言、まずは杉並区での集会なのに世田谷区長の保坂さんが出てきて発言を行った。
世田谷区長 保坂展人氏
『杉並の皆さん今日は。東京の皆さん今日は。関東の皆さん、全国の皆さん今日は。
3月11日からもうすぐ1年が来ます。あの日、皆さんどうしていたでしょうか。私は夕方から様子がおかしくなってきたな、原発の深刻な事故がですね、進行していると、本当に震えが止まらない思いでいました。
だからこそ、この国はこの社会はもう変わらなければいけない、変わることでしか生き延びることはできないと思います。今、全国津々浦々から、原発をめぐって、そしてエネルギーのあり方をめぐって声が上がっています。
おそらくアンケートを取れば、大変多くの方がもう変えようよ、もう転換しようと思っていると思います。皆さんいかがですか。恐らく、その声がどこかで遮断されて、どこかでフィルターがかかって政権交代したはずのこの国の政府の方針はそうなっていません。皆さんの声をしっかり上げていく、そして私も今日は一人の市民として参加しましたが、是非、大きく盛り上げていきたいと思いますし、できることをしっかりと一歩一歩やりながら、多くの人の声は意思は3月11日、あの経験をもって、この社会は確実に変わるし変えられるし、それを選ぶんだということを伝えていきたいと思います。
ともに頑張りましょう。』
次は何でもアリということで新右翼の一水会の鈴木さん。
一水会顧問 鈴木邦男氏
『鈴木邦男です。ありがとうございます。さきほど司会の人が右から左までと言ってましたけど、右は僕ぐらいかもしれません。でも、来たいと思いながら左翼の人と一緒にやるのはいやだなとか、こんなところで左翼を利するのはいやだなと思ている人が一杯いるんです右翼の人たちは。でも大半は原発反対です。その証拠に右から考える脱原発集会デモというのを今まで10回くらいやっています。先週も大阪へ行ってやってきました。
今までは右翼の人たちも何か原発は危ないと思いながらも、そういうことをやると左翼の人たちを利する、僕は言ったんですけども、利するような左翼はどこに居るんだと、そうでしょう、右も左もないですよ、この日本を守る、この日本を我々が守っていく、そういう意味では右も左もない、イデオロギーも関係ない、ですから、仲よくと言ってます、右も左も仲よく、共産党もいる社民党もいる新社会党もいる右翼もいる、いいじゃないですか、素晴らしいですよ、これは。革命的な日ですね、今日は。歴史に残る日だと思います。今日は保守派の大物の西尾幹二さんも発起人になっています。来れるかどうか分かりませんけども、そういう風にいろんな右翼や保守派の人たちがどんどんと反原発、脱原発に名乗りを上げています。これは非常に力強いし、今まで左翼の運動と思われていたものがいや違う、右も左もない、全国民が反対しているんだ、そういうことで分かってきたと思います。今日は皆さん一緒にがんばりましょう。ありがとうございました。』
その後、何人かの発言があったが、その中から小学6年生 山本さんの発言。
『原発をやめよう。この目標を立てているけど何もなっていない。今の私は福島の方々に申し訳ない気持ちで一杯です。私は東京に住んでいて平和な毎日を過ごしていますが、福島の人たちは地震で家族を亡くし、家を無くして、その中には家族や知り合いを亡くした方々がいたり、家族も知り合いも元気なのに放射能のせいで家に住めないのが現実です。
この放射能が日本に関わるのは3回目なのです。しかも今回は日本人が日本人を痛めつけていたのです。自然災害だということもあるかもしれないけど、本当のことを教えてくれません。これはどういうことでしょう。戦争の時と同じではないですか。
これをきっかけに原発をやめてください。皆で平和に暮らせる、これが私の願いです。』
集会後、JR阿佐ヶ谷駅までデモがあり、参加者は主催者発表で4,000人。
いろいろ意見はあるかもしれないが、こんな集会・デモも面白い!
(終)
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