今回のブログは、昨年10月に開催した明大土曜会で、前田和男氏にお話しいただいた「2022参議院議員選挙の結果と今後の展望」の内容である。
明大土曜会は偶数月の第1土曜日に開催しており、毎回いろいろなテーマについて関係者から話を聴いたり、議論したりしている。参加者は明大のOBが中心とはなっているが、オープン参加で、他の大学OBや若い世代まで幅広い方々が参加している。
この4月に4年に1度の統一地方選挙が行われるが、選挙前に、直近の国政選挙の結果がどうだったのか、また、それを踏まえて、私たちは今回の統一地方選挙にどう臨んだらいいのか、それを考える参考にしていただきたい。
【2022参議院議員選挙の結果と今後の展望】
講師:前田和男氏(翻訳家、ノンフィクション作家)
『選挙参謀 三か月で代議士になれる!』『民主党政権への伏流』などの著書がある前田和男氏に、7月10日に行われた参議院議員選挙について語っていただきます。
前田和男
7月が選挙だったので、本当は8月の明大土曜会でホットな情報として話をする予定でした。コロナ禍の影響で会が中止となったので、今回に延期になりましたが、その間に統一教会の問題とか出て来たので、冷静に振り返るにはよかったと思います。
マスコミや政治評論家による総括ではなく、三派・全共闘世代である私たち自身にとって、この選挙は何だったのか、さらには今後の選挙にどう関わるべきかいう主体的な視点から話をせよということなので、そういう方向で話をしたいと思います。
まずは、安倍元首相が暗殺されて、2日後に参議院選挙があった。これが参議院選挙にどう影響を与えたのか。
僕の記憶では、安倍元首相が殺されてからすぐに、ネットでは右側から「安倍をこんな目に遭わせたのは反安倍側だ」、「8年前の安保法制の時に『安倍死ね』とか何とか言っているような連中が、結局安倍元首相を殺すことになったんだ」という主張がありました。だから自民党が圧勝するという話も一部にはありましたが、結果は、安倍元首相の暗殺以前のほぼ下馬評どおり。自民党が漸増、維新がそれなりに躍進して、立憲などの左派リベラル勢力が後退したという状態で、何のことはない、現象的には安倍元首相の暗殺はあまり関係なかった。
しかし、選挙が安倍暗殺の1週間後だったら、ネトウヨの左翼リベラル批判がプロパガンダ効果を発揮して、圧勝はしないまでも相当自民党は躍進したかもしれない。
一方で、さらに選挙が2~3週間後だったら、統一教会問題が相当浸透したと思うので、自民党が惨敗した可能性がある。
岸田首相は、選挙をギリギリまで引っ張るんじゃないかという説もあったんですが、この日程でやったことがで、結果的には、自民党にとっては選挙戦術としてはまずまずの成功だったと思います。
もうちょっと引いて見ると、自公合わせて5議席増えただけです。それなりに「安泰」だったわけだけれども、得票率を見てみると、3年前の参議院選挙では35.4%、去年の衆議院選挙では34.7%、今回は34.4%で少しずつ減らしている。票は減らしつつも議席が増えたというのは、野党協力も含めた野党間のタイアップが機能しなかった、要するに敵の戦術的失敗によるものではないか。
今後の選挙を考える時に重要なのは、むしろ公明党の衰退だと思います。私は、ずいぶん前に、選挙前に創価学会婦人部が主導して地域で展開される「座談会」を何度か取材したことがありますが、ある時期まではものすごい熱気があった。ところが、数年前から様変わりして、極めて穏やかになっている。学会2世3世が渋々参加していて、1世のおばさん、いやお婆さんが笛をふくんだけれど、若者は踊ってくれない、何が何でも票を取ってくるという感じではない。そんな状況から判断すると、彼らのパワーは2005年がピークだった。05年の衆議院選挙では898万票を取った、これで自民党に対して公明党があれやこれや要求を突き付けて「漁夫の利」を得るという政権運営が可能だったんですが、2017年の衆議院選挙では100万票減らして700万票になった。今回は618万票で激減。もう増える可能性はないと思います。理由の第一は、私の肌感覚で言えば、支持者の高齢化に尽きる。学会婦人部のオバサンたちのパワーってすごかった、戦後の焼け跡で頑張った人たちだから。でも、あのエネルギーはもう伝わらないし、その人たちは半分くらいは死んでいます。そうなると、公明党が落ち込む分、自公政権は今後はそうはうまくいかないということです。
あと、野党第1党の立憲民主党なんですが、大方の学者やマスコミは、みんな読み誤っていました。3~4議席減らすんじゃないかというところを6議席も減らした。僕はもっと減ると思った、こんな減り方では足りないと。そもそも立憲民主党は、5年前の衆議院選挙の時の「希望の党」でのドタバタがあって、棚ぼたと判官びいきが効いて議席が転がり込んできただけなんだと思います。その時の現有議席というものは、自分の力で勝ち取ったものではないわけだから、むしろ6議席マイナスで済んだのは「御の字」だと。でもそういう総括は彼らはしない。そこがこの党の限界だと思います。
国民民主党については、こんなもんじゃないか。頑張ったのは原発再稼働で元気づいている電力総連だけで、それ以外の重厚長大系の単産は精彩がない。とくに自動車総連を牽引してきたトヨタ労組は「国民民主党では選挙はやらない」と言っていますし、国民民主党はジリ貧でしょう。
日本維新の会ですが、僕はもっと伸びると思いましたが、重点区の東京を落としました。埼玉、愛知、京都でも負けました。特に、3年前の参議院選挙に音喜多を当選させて、ついに維新も箱根の山を越えた、全国政党としていくかもしれないと思わせたんですが、今回は大阪出身の海老沢由紀という候補を立てた。これは相当の決断だったと思う。大阪出身の候補を東京で立てて勝てると思ったわけです。もし当選していれば、維新は大阪の地域政党を超えて全国政党になれたんだろうけれど躓いた。安倍元首相が死んだということで、自民党とのパイプが詰まったことも響いた。また、代表の松井一郎が今回の選挙をもって引退する。私は、大阪府会議員だった尾辻かな子の選挙をやっていて、同期の松井のことをつぶさに知る機会があった。彼は、右も左も党派を超えて人をつなげて、たらしこむ能力をもっている。玉石混交の議員をたばねてきたこの男が辞める。これで、維新は駄目なんじゃないかという感じがします。
共産党は、3年前の参議院選挙が448万票、去年の衆議院選挙が416万票で若干減らして、今回の参議院選挙では361万票とかなり減らした。これは野党共闘の瓦解ということもありますけれど、選挙事務所に行くと支援者は基本的にジジババです。それでも少ないながら若者の支持者を集めてはきたが、今回は支持層のなかで「社民党をつぶしてはいけない」という危機バネがはたらいて、社民党に票を取られたのだと思います。
社民党は崖っぷちだったが、若い人が結構「社民党を何とかしなくてはいけない」ということで、(比例代表で得票率2%以上を獲得したのは)想定外でした。若手が特に応援して、本来なら「れいわ」に親近感を持ってもおかしくない若い世代が、今回相当社民党を応援したという経緯があります。それで持ちこたえたんだろうと思います。
それから、れいわ新選組です。実は私は今回は、私の大学2年後輩の辻恵という「10・8山﨑プロジェクト」の事務局長が「れいわ」の全国比例から出馬したので、かなり深く入り込んで支援をしました。そういうひいき目があって、300~400万票は期待していたんですが、その票は基本的に立憲民主党と社民党と、特に参政党にもっていかれた。ボランティアで「れいわ」の選挙の応援に来ていた若者のなかに、途中で「参政党でやります」という人がけっこういました。
そういう点では注目すべきは参政党ではないか。国政初挑戦だけれども、176万票を取った。全国の選挙区にも候補者を立てた。熊本では何と7万票、宮城では5万票取っています。この数字にはビックリしました。評論家たちは「NKH党と一緒だ」「単なる政権批判を装ったポピュリストだ」と言っている。また、「参政党はファシズム的要素を持っていてやばい」という見方が我々の世代には多い。私も当初は演説などを聴いて「これはとんでもない」と思っていたんですが、見方が変わりました。
参政党は何なのかというと、一つは自然環境が大事だという農本主義的な「まほろば政党」です。一方で、体に異物を入れるワクチンはだめだ、有機農業がいい、原発もけしからんということで、子育て中のママたちが共感して投票した。「子育てママ政党」と「まほろば農本主義者」が同居している奇妙な政治勢力で、どこかドイツの「緑の党」の創設時を想起させます。来春の統一地方選挙には千人の候補者を立てると言っている。
では、わが三派・全共闘世代はどうであったのか。
先日、平塚で介護問題のシンポジウムをやりましたが、そのために『続・全共闘白書』回答者にアンケートを取りました。アンケートの中で「今回の選挙で比例代表はどの政党に入れたのか」という質問をしました。回答では立憲民主党46、れいわ新選組は44、社民党23、共産党5という結果でした。全共闘世代の実に34%の人がれいわ新選組に投票したということです。今回の選挙を通じて、「れいわ」の本部との付き合いが若干は出来たこともあって、この結果について本部に問いただしてみたが、全共闘世代に応援されたなどとは思ってもいない、自分たちは若者の政党だと思い込んでいる。全共闘世代は体力もあるしやる気十分で、金も持っているけれど、こういう人たちとちゃんと連携しなくてはいけないんじゃないかと言っても、今のところ聞く耳を持たない。とは言いながら、れいわ新選組に可能性を見出している三派・全共闘世代がいるのであれば、れいわ新選組に積極的に関わっていくべきではないか。立憲民主党と社民党を分解させて、それらを統合して、「れいわ」を中心に新しい政治潮流をつくる求心力に、我ら三派・全共闘世代がなるべきではないのか。
もう一つの方針は、参政党の切り崩しです。参政党の農本主義的な「国粋まほろば主義」から、有機農業大好き、生協大好き、反原発の子育てママたちを分離させ、子育てママたちとは共闘する。
具体的な行動方針を提起します。2025年は大変な年です、我々団塊・全共闘世代が全員後期高齢者になって、その多くは医療・介護に大きな負荷をかける。5人に1人は身体が要介護、4人に1人は身体は元気でも認知症になる。一方で今、空前の介護保険の改悪が始まっている。2割負担を標準化して利用者を減らす、要介護1,2の訪問介護を地域支援総合事業に移す、ということは事業予算に上限があるから、それに達したらサービスは受けられない。今は無料のケアプランを有料にする。「金を取るんだったら止めようか」という話になる。今はレンタルの福祉用具も買取にする。これも負担が大きくなる。要するに、負担が増える上に、サービスは低下するだけではない、必要とする人が介護を受けられなくなる。介護の沙汰も金次第になる。
こうなったら我々も怒りますよ。
我々はベトナム反戦闘争や全共闘運動もやりました、ヒッピーやサブカルチャーを生んだ物言う世代です。このまま大人しくしているわけがない。断固として戦うしかない。
先ほどのアンケートで、既成政党の「立候補者70歳定年制の内規」について質問したところ、「高齢者の代表を国会に送れ」という声が4割以上ある。「若い世代に託そう」というのは2割です。「我々団塊・全共闘世代は決起せよ」ということです。そのための思い出深い先行事例があります。1971年の参議院選挙です。高見圭司氏は13万5千票取りました、次々点で52位。戸村一作氏は3年後の参議院選挙で23万票取りましたが落選。これではまだ足りない。だから子育てママとも組む。参考にすべきは、アメリカ民主党の「サンダース旋風」です。当時76歳のサンダースと28歳のオカシア・コルテスが組んで旋風を巻き起こした、この戦法です。三派・全共闘世代とZ世代のタイアップ。そう、老若共闘です。
最後にもう1点。3年後の参議院選挙まで待てない。それまでに死んでしまうかもしれない。だったら、来春の統一地方選挙で狼煙を上げましょう。かつて、「辺境革命論」というのがありましたが、地方から攻め上るということで、来春の統一地方選挙に何からかの形で関与したらどうか。
近年、小規模な町村では地方議員のなり手がいない。少し古い資料ですが、4~5年前は無投票が何と23.3%ある。こういう隙間を狙って、実はNHK党は39人も議員を誕生させた。幸福実現党は地方には40人もいる。一方で「れいわ」は50人しか公認しないと言っている。参政党は1000人ですよ。たぶん台風の目になって数百人当選すると思います。
われら三派・全共闘世代よ、介護をテーマに地域から撃ってでよ!
二木啓孝氏(ジャーナリスト)
大体、前田さんの明るい総括はいいなと思います。ただ、れいわ新選組と参政党に関する僕の認識は全然違う。
まず「れいわ」については、山本太郎の個人党、個人商店であって、実際は永田町的な党です。地方のことを考えていない。相対的にいい事を言っているので、団塊の世代も「立憲民主党よりいいんじゃない」とシンパシーを感じるんですが、安倍政権がやったことを批判をすることによって注目を集めている。経済政策もどうかな? MMT(現代貨幣理論)という、安定した通貨を発行している国はどんどん借金してもいいというのがMMTの考え方で、何となくいいように見えるが財政規律がダメになる。
もう一つ、参政党についても私はネガティブです。たぶんこれは分散するだろう。私も何回か取材しましたが、言っていることに統一性がない。ワクチンを打つなということもありますが、名古屋に取材したときは「名古屋の人はどんどん二酸化炭素(CO2)を出せ。名古屋の湾内の海水が吸収する」と無茶苦茶なことを言っている。子育ての話も出てくるんですが、綱領というか骨がない。彼らは「今の政治に不満の人は政治に参加しましょう。どんな政策にするかは皆さんの意見で決めます」ということだから、言ってみれば不満の受け皿以上ではなくて、たぶん地方議員で出てくるでしょう。これがどういう方向でやるのかは、どんどんバラけていくと思う。
日本維新の会について。政治不満の受け皿であっても、これ以上大きくは伸びないと思っています。なぜ、大阪が受けるのかというのを考える必要がある。大阪の維新の会、私は満州国を作った関東軍だと思っているんです。首長を握って、議会の与野党を握って、中国人を下に見ていろんな人を排除して、無駄を削る名目で強引な民営化を進める新自由主義的国家。この満州国を陸軍参謀本部の安倍晋三がニヤニヤ喜んでいた。維新の会が大阪から東京へ箱根を越えられないのは、東京で維新が伸びるためには、首長と議会を握らない限り大きく伸びない。実は維新は参院選で京都でも落ちている。首長と議会を握っていないからです。彼らの改革というのは、そんなに全国に広がらない。彼らは統一地方選挙で500人の候補者を立てると言っている。ここは何人か当選するでしょう。でも、大阪の維新型のように首長を取らない限り、全国に波及しないと思っています。
さて、我々は何をすべきか、ということですが、来春の統一地方選挙に候補者を立てようということについては私は大賛成です。定数ギリギリか定数割れのところに候補者を立てていくという、そういう戦略が必要だと思います。
最後に立憲民主党です。かつて取材で当時の枝野代表に会って「立憲民主党は県連を強くすべきだ。自民党が強いのは各県連が強いから。風で勝つ政党から足腰を強くしないと対抗でしない」と何回も言ったんですが。あそこも敵失によって議席を期待する永田町政党に成り下がっている。
自民党があれだけボロボロになってもなぜ強いのか。市町村議員で自民党を名乗っている、あるいは自民党員が3千人以上いる。この足腰の強さなんです。立憲民主党がだんだん駄目になっているのは、国会議員党だからです。10年くらいかけて各県連で地方議員を増やさないとだめだと思います。
前田さんの提案で賛成なのは、定数ギリギリか定数割れのところに我々が入って行くということ。この話を死んだ自民党の加藤紘一さんに話したことがあります。「いい考えだけれども、あなた方が田舎に戻って立候補した時に、同級生とかものすごく反発するよ。なぜならば、あなた方は地方で結構成績が良くて、それで大学に行って企業に勤めて、定年になって戻ってきて選挙に出る、ふざけるな。高校からずっと居る人からすれば投票する訳ないだろう。じゃあどうするかと言ったら、奥さんの地元に戻る。奥さんは受け入れてくれるから、奥さんの会合に2年間くらい横に座ってニコニコして、いい旦那さんと言わせておいて立候補する」。加藤さんは奥さんの地元に戻って議員をやるというのが、東京から地方の議員になるコツだと言っていたことがあった。私は「なるほど」と思った。そういう戦略があって地方議員を目指すということです。
宣伝になりますが、小さな出版社をやっていて、『60歳から地方議員になってみる』(世界書院)という本を作っています。買ってください。
T氏(参加者)
今回の参議院選挙は手伝いに回ったんですけれども、別に社民党を支援しようと考えているわけではなくて、その時の情勢を見た時に、前田さんは社民党を割るべきだという考えかもしれないですけれども、僕は非常に重要だと思っていて、一つには、私は市民運動に関わっていますが、端的に言うと、(社民党の)福島瑞穂さんと繋がっていると議員会館を使えるわけです。これは市民運動側には非常に大きいことで、野党議員も呼べる。現実問題として「れいわ(新選組)」は全然協力してくれていない。果たして「れいわ」を変えることが出来るのか?
おっしゃっているように、「れいわ」はトップダウンで、個々の事務所の電話番号すら公開していなくて、問い合わせ窓口がないんですね。私が「れいわ」の先生に連絡しようとしてどうしたかと言うと、党中央に連絡しなくてはいけなくて、党中央は「それはお答えできません。折り返します」と言われて、一般政党ではないんですね。外部注入には限界があると思います。
二点目は、さきほどの前田さんのお話の中で、「れいわを支持する若者層がいる」というお話がありましたが、僕の肌感覚からすると、「れいわ」の支持層というのは50代より上の方が多くて、20代くらいの学生や若者は何に関心があるのかと言うと、気候変動問題とジェンダー問題が中心で、この2つは「れいわ」はすごく遅れているように見受けられるわけです。参政党を割って、その半分と組むということになれば、ますます気候変動とかジェンダー問題が遅れてしまうような気がして、その辺でどのように若者を取り入れることができるのか、展望を教えて欲しい。
前田和男
私は「れいわ」の本部じゃないから。二木さんは参政党について否定的な言い方をされたけれど、ある種「政策はこれから考えます」、一方で、党員を集めて、そこで議論して決定して上に上げていくという、ソヴィエト型の運動でもあるわけですよ。政策がないとうことを、山本太郎たちは「参政党というのは何も無いんだ。空疎なんだ」と言うけど、俺は違うと思う。皆で議論して決めていくんだったら、それは地方政党としては有り得ると思うので、それ自体がおかしいというのだったら、山本太郎の批判は当たっていないと思う。
今の流動化の中では、相対的な選択しかないわけで、二木さんは立憲に可能性を見出しているけれど、僕は立憲にはもはや全く無いと思います。そうなると、どこから手を付けていくのかというと、国政に関しては何らかの手がかりが必要なんだろうと思います。
「れいわ」には、ちゃんと入って、議論をするわけです。党規約を作れ、党員登録をせよ、支部を作れということです。それが出来ないんだったら、それは政党とは言えない。
それと、今回の選挙をやっていて、山本太郎大好き、政策なんてどうでもいいという若い人、ボランティアが多い。政治というのは、そういう側面がある。個人崇拝だからけしからんというのは違うと思う。それなりに魅力がある。その魅力を僕らがどう受け止めるのか、代表選をやれと言っている。
(終)
【お知らせ その1】
「続・全共闘白書」サイトで読む「知られざる学園闘争」
●1968-69全国学園闘争アーカイブス
このページでは、当時の全国学園闘争に関するブログ記事を掲載しています。
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現在17大学9高校の記事を掲載しています。
●学園闘争 記録されるべき記憶/知られざる記録
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「知られざる闘争」の記録です。
現在12校の投稿と資料を掲載しています。
【お知らせ その2】
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次回は4月28日(金)に更新予定です。
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