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(No316-3の続きです)

テントは、それほど皆さんの意見は違わないと思うんですけれども、脱原発運動や反原発運動の一つの拠点、鎌田慧さんに言わせると「峠の茶屋」とか「霞が関のヘソ」と言ったりしていますが、テントの存在それ自身が一定の脱原発運動の象徴ということに、役に立っていることは事実なんですね。
どういう形で役に立っているかは、参加の仕方とかいろいろ違いがあるのかもしれませんが、テントが直接方針を出している訳ではない。あそこに居て、とにかく声を上がてワーッと言っているという存在自身が経産省に対する圧力になっている、そんな形のものであるというのが一つ。
もう一つはデモとか集会は各地で行われているが、テントは何もしないであそこに継続的にいるだけなんですね。そういう継続的な場所なんですね。一番分かりやすい言い方をすれば三里塚です。三里塚は土地があって、農民が結集して、そこにいる限りは反対運動がある。
デモとか集会は限られた時間しかやらない。あとは解散する。テントは小さいとはいえ、朝から晩までずっといる。朝来ようが夜来ようが泊まっていこうが、一つの拠点として十分な機能を発揮していて、あそこに行けば誰かに会えるとか、継続的な場所としての特徴を持って存在していると思っている。』

<質疑>
Y・R『原発フォーラムみたいなものはまだ1回もやっていないよね。いろんなテーマで大学を貸し切って、集会だけでなくて、そういうイベントを原発シンポみたいなものを2日間くらいにわたって何かやって、そういう文化的な仕組みをテント村から、オール原発問題というか、そういうものをやっていかないと・・・』

淵上『一応形式上は、似たようなものとして脱原発世界会議を2回くらいやっている。』

N『Y・Rさんが言ったように、今、いろんな団体があるが、なかなか繋げないでいる。すぐには繋げないけれど、それを繋いでいくような企画が必要。』

Y・R『イマジネーションを繋げていくというか、今、テントと共産党系の連絡会議、金曜行動の反原連、この3つは何とかネットワークを作ってやっているじゃない。この他、まだ「緑」とかある訳でしょ。だからこの辺まで広げて、共産党でもいいと思っているんだよ。』

N『小泉でもいい・・』

Y・R『そうそう。メインスピーカーを小泉にやってもらって、何かやるぐらいの、そのくらいスタンス変えないと絶対ダメだよ。運動だけやっていくとだんだん狭くなると、いろんな問題が起きるから、もうちょっと大風呂敷を広げて、脱原発、反原発はこれで大きくなるんだよ。』

K『Y・Rさんの言うことは分かるけど、今じゃない。今はいろんな現地に行くべきなんだよ。だって再稼働が差し迫っている。地域に立地点にどんどん入って行けば何が問題なのかが見える。それが、テントという一つのセンターみたいになっているから、それでいい時もあったけれど、テントというのは僕が勝手に考えるには傷を受けた時にちょっとの間居て癒すところ、直ったら各地に雄々しく出て行くところ。』

N『テントは出せないだろうな。そういうものではないんだよ。』

K『もちろん出せないだろうけど、ちゃんと根拠を言わなければダメなんだよ。』

淵上『今おっしゃたことについて弁解するつもりはないけれど、今までテントはバスツアーを何回もやっている。一番最大規模が大飯に行った時です。300人くらいが参加した。その時に行った動機というのは、再稼働は絶対にさせない、現地に行かずに再稼働反対と言っていても実情に合わないということで、反原連に話をして、反原連がバス1台の席は埋めるということを含めて、合計バス6台で行っている。
伊方にも行ったし刈羽にも行ったし、泊にも人を派遣しているし、私自身最初は玄界だったんですが、そういうところにできるだけ行って何かをしてくる。
現地に行くことは非常に大事です、でもそれだけでが全てではありません』

Y・R『反原発の全体のレベルは落ちていないのに結果としてこの状況になっている。このエネルギーをどうやってちゃんとまとめて表現していくのかという仕組みをどうやって作っていけるか。バーッとやるくらいの気持ちにならないといけないと思っている。
そういう仕組みを皆で出し合って形にしていくという、個々には皆やっているんですよ。演劇をやったり、放射能を調べに行ったり、皆やっているけど、それが一個の力として表現されないで来て、民主党が居た時は何となく繋がるような構造があったんだよね。民主党がなくなったら、全体をまとめる何かを作らないと、絶対ダメなんですよ。民主党はいいかげんだったけど、裁判なんかやらないじゃない。
こうなったらちゃんとやらないと絶対ダメですよ。』

(終)